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時代の垢がまるでついていない。まさに完全無敵。アクのない顔立ちだからこそ、天使と悪魔が共存している恐怖を見事に演じることができたのだろう。 次に復讐劇に身を焦がすシーンのイ・ヨンエ。なんといっても真赤なアイシャドーである。シルバーパールの入ったツヤっぽいクリームシャドーを使わなければ、この質感は出せない。このアイシャドーこそが、悪女へのスイッチ。鮮烈な赤さと生々しさが、リアルさと狂気を表現している。 このメイクで、眉をしっかり作りこんで、唇を深紅に染めていたら、まったくの魔女だったに違いない。ところが、怖いのはアイシャドーだけ。眉は自然で色をのせず短め。(長くしていたら、もっと怖かったに違いない。)リップカラーも、少しマットなものを選んでいるけど、けっこう可愛いチェリー色。(ハードなレッドルージュならもっとヤバかったに違いない。)どこまでいってもイ・ヨンエ。やっぱり少し可愛さを残しておかなくては!といったところなのだ。 |
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![]() ![]() (C)2005 CJ Entertainment Inc. & Moho Film. All rights reserved. 天使から悪魔への変身が素晴らしく、とても怖い。ヨン姫の迫真の演技に涙。 |
天使のような美貌と残忍な手口で世間を騒然とさせた幼児誘拐事件の犯人クムジャ(イ・ヨンエ)は、服役中、誰に対しても優しい微笑を絶やさなかったことから「親切なクムジャさん」と呼ばれるようになる。13年間の服役を終えて出所した彼女は、自分を陥れたペク先生に復讐するため、かつての囚人仲間に協力を依頼する。ペク先生により引き離された娘と再会を果たし、ついに彼を手中にいれた彼女だったが、本当の復讐はそこからが始まりだった……。 『オールド・ボーイ』で昨年のカンヌ映画祭を沸かせたパク・チャヌク監督の最新作は、復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』に続く“復讐シリーズ”第3弾。シリーズ最終章にあたる今回、何よりもまず驚かされるのが、クムジャを演じるイ・ヨンエの変身ぶりである。『春の日は過ぎゆく』など清純派女優の代表格ともいえる彼女が、ニッコリと微笑みながら「早く死んでね」と言い放つ様はかなり怖い。そんな彼女の13年間の“恨み節”がたっぷりと詰まった復讐法はというと、一言で表せば“親切”。その真相はご自分の目でお確かめを。また、前2作に登場したユ・ジテやソン・ガンホなど“復讐ファミリー”がカメオで出演しているのにも注目。 ●上映時間: 1時間54分 『親切なクムジャさん』公式サイトはこちら⇒ |
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