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| Vol.1 食欲中枢 Vol.2 甲野式身体法 Vol.3 快適睡眠 Vol.4 頭痛回避 |
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”脳”で食べる。 「失恋のショックで全然食べる気がしない。」 「いいこと続きで、食べ物も美味しい。」 「病み上がりで食欲がない。」 ・・・といったように、私達には「食べたいとき」と「食べたくないとき」がある。食欲をコントロールしているのは、脳内の「満腹中枢」と呼ばれる部分と「摂食中枢」と呼ばれる部分。これらの中枢神経がうまく働いて、体重は増えることなく、減ることなく維持されている。 「満腹中枢」が強く刺激されると、「もうお腹いっぱい。食べたくない。」という気分になり、食べるのをやめるように、という信号を脳が受け取る。この指令の正体は、「レプチン」という食欲抑制物質。体内に蓄積された脂肪が増えると、レプチンの分泌量も増え、増えたレプチンが満腹中枢に働きかけて、食欲を抑制する。 この機能が正常に働いていると、増えた体重は、しだいに減っていき、体内に蓄積された脂肪が減ってくると、レプチンの分泌量が減るために、満腹中枢からの食欲抑制は解除されるのだ。こうやって、人の体重は増えすぎぬよう、減りすぎぬように脳の機能によって、コントロールされている。 しかし、満腹中枢の中にあるレプチンを受け止める受容体が生まれつき欠損しているケースもあり、こういった人は、食べ過ぎても満足することがなく食べ続けてしまい、肥満体質になってしまうらしい。思い当たる人は、病院で検査してみよう。 |
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満腹になるまで食事をすると、胃の中は食べ物でいっぱい。「もう、食べられない」と思っていても、デザートを見た瞬間に「甘いものはなぜか食べられる。」ということは、よくあること。「デザートは別腹!」という人がいるが、実は医学的にもきちんと説明されている。 満腹中枢は、量的な満腹感だけでなく、味覚によって満腹の種別を行なっている。つまり、甘いものに対する満腹感、辛いものに対する満腹感、すっぱいものに対する満腹感・・・といったように、味覚によって、満腹感を区別しているわけだ。いくら空腹であっても、同じ味覚のものを食べ続けることができないという現象は、これで説明がつく。 例えば、甘くない料理で満腹になった場合は、甘いと感じるものに対してのみ満腹だという感覚を送り、食べたい気持ちはなくなる。しかし、甘いものに対しての満足感は依然として満たされないままなので、甘いものを見ると、脳は「食べたい」という信号を出す。ここからが驚きなのだが、その信号により、胃の運動までが調節されて、なんと、胃の中に空きスペースを作ってしまうのである。体の中で本当に「甘いものは別腹」という現象が起きているというわけ。 ダイエットに一生懸命取り組んでいるときに、甘いものを全く食べないようにしたところ、かえって甘いものが欲しくなり、リバウンドを起こしてしまうということがよくある。満腹中枢は、味覚ごとに満腹感を覚えるようにプログラムされているので、ダイエットする際には、種類は多く、いろんな味のものを味わって、全体の量を減らすというほうが懸命なのかもしれない。 |
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