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等身大の現代女性を演じるのは、意外と大変!? 『ハート・オブ・ウーマン』、『恋愛適齢期』など、大人のラブストーリーを切なく、ひときわ味わい深く描いてきたナンシー・メイヤーズ。最新作は、脚本、監督、プロデュースとマルチに手がけた渾身の作品『ホリデイ』である。既に、海外では昨年のクリスマス時にあわせてリリースとなり大ブレイク。2007年3月24日(土)より、いよいよ満を持しての日本公開となる。ロンドン、ロスで、同時に二人の女性がクリスマスを前に失恋し、「この恋と決別するには、環境を変えなきゃダメ!」ということで見つけたのが「ホームエクスチェンジ」というシステム。ネット上で、条件の合うもの同士が、家も車も全てを交換する仕組みなのだが、海外ではとてもポピュラーなサービスだ。 ケイト・ウィンスレットは、ロンドン郊外に住む新聞記者。時代背景のある作品でゴージャスな演技を披露してきたケイトにとって、現代女性を演じるのはとても稀なこと。「私のファンがスクリーンの私を見て、あまりにも普通だということでガッカリしなければいいけれど・・・。」と冗談交じりにコメントしていたが、心配は無用である。ケイト・ウィンスレットという人には、ものすごーくシンプルなシチュエーションであっても、いるだけで周りがゴージャスになってしまう独特の存在感があるのだから。『ホリデイ』では、恋に悩む微妙な女心をウジウジとした演技で(笑)、はがゆさたっぷりに表現しているが、こんな繊細な演技ですら、「ああ、この人、本当は、こんなことでウジウジ悩んでいたり、つまずいていたりするような、ちっぽけな存在じゃないのに・・・。」と思わせる。普通に見えれば見えるほど、ケイトが本来持つゴージャスさが、作品後半に起こるだろう女性としての脱皮を予感させるのである。 ケイトのスクリーンファッションは、いたってシンプル。新聞記者アイリスの実直で誠実な人柄を反映して、デザインも素材もシンプルで、ヒネリがない。アクセサリーもなし。だけど、いつものように、リップラインはキチンと描かれているし、眉も、アイブロウマスカラで丁寧に整えているといった“隙のなさ”が、エレガントさを引き出している。マツゲはキレイにカールし、マスカラもバッチリ。「ナチュラルだけど、手抜きじゃないの!」ということである。こういったナチュラルエレガント路線は、自立した現代女性が目指すべき美容テーマなのかもしれない。 「私は、痩せたりなんてしない!」と公言するケイトは、ダイエット天国のハリウッド業界において異例の存在。ゼロサイズのモデルが世界的に増える一方、ふっくら健康的で、「・・・だけど、手抜きなんかじゃないのよ!」という大物セレブの存在は、とても頼もしいものだ。 |
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雪の上をピンヒールで疾走! キャメロン・ディアスといえば、ラブストーリーに欠かせない存在。LAで映画PR製作会社の社長というリッチで成功した女を演じるキャメロンは、普段のLAカジュアルスタイルとは違って、フェミニンなブランド服で登場する。キャメロンが演じるアマンダは、恋人の浮気が原因でジ・エンドになった直後、涙も出ないという現実にうちのめされ、「ホーム・エクスチェンジ」を希望。アイリス(ケイト・ウィンスレット)の家があるロンドン郊外へ旅立つ。LAと違って、そこは一面の銀世界!深い雪の中、ブランド服とブランドバッグ、そしてピンヒールというLAスタイルのまま、雪の道を延々と歩くハメに・・・。(ときには、雪の上を疾走したり、車で爆走したり・・もアリ。)普段は、カジュアルミックスのファッションが主流のキャメロンだが、『ホリデイ』では、成功しているキャリア・ウーマンらしく、ブランドオンパレードのスタイリングである。ディオールのバッグに、シャネルのサングラス。アクセアリーを含めた小物も大充実なので、キャメロンのファッションは注目して欲しい。 キャメロン・ディアスという人は、ここぞ、というときは、マイクロミニスカートをヘルシーキュートに着こなす、セクシーな美脚を持っているのに(実際に、『ホリデイ』NYプレミアのときに披露)、普段、スターバックスに行くときはノーメイクで、全く無防備というところが面白い。「あまりにも気を遣わないから、私の変な写真が出回ってるの。」と苦笑いするキャメロンだが、このギャップこそ、女性ファンを捕らえて離さないチャーミングさなのかもしれない。 キャメロン・ディアスが持つ独特の透明感や垢抜け感は、世の中の女性の憧れである。彼女の底抜けに明るい笑顔を観ると、なぜかホッとするのは男性ファンだけではないはずだ。LAウーマンの奔放さと健康的な明るさを演出すべく、基本的に明るいトーンでまとめておいて、小物か何か1点だけ、グリッター感のあるものや、カラフルなものを入れてアクセントにしている。この大人キュートなコーディネートを、ぜひスクリーンでチェックして欲しい。 |
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いよいよホームエクスチェンジ! ロンドン仕様のままLAに出てきたアイリス(ケイト・ウィンスレット)。重厚感のある雪仕様の靴がお笑い。LAキャリアウーマン仕様のままイギリスに到着したアマンダ(キャメロン・ディアス)。大きなブランドバッグとピンヒール、シャネルのサングラスが、なんともミスマッチ。「これって、場違い!?」と思う彼女達だったけど、そこに待ち受けていたのは、新しい恋だった。 |
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ナンシー・メイヤーズお気に入りの俳優、ジャック・ブラックに注目! アイリス(ケイト・ウィンスレット)は、映画作曲家のマイルズ(ジャック・ブラック)に出会う。ナンシー・メイヤーズが、「ぜひに!」と出演依頼をかけた俳優が、ジャック・ブラックその人である。「テネイシャス」というバンドで爆発的な人気を得て、HBO(アメリカの人気テレビ局)のコメディ番組でブレイク、『ハイ・フィデリエィ』『愛しのローズマリー』『スクール・オブ・ロック』『キングコング』など、ヒット作品への出演が目立つ。『ホリデイ』では、控えめな演技に徹しているが、きっと本気でやったら、ジュード・ロウを食っちゃうに違いない。ジャックといるときも、ケイトのファッションは、ベーシックシンプル。グレー、ブラック、ホワイト、ベージュで着まわしている。ジュードと2ショットのキャメロンファッションは、さらに女っぷりアップのフェミニン仕様。デートはコレに決まり!?といった雰囲気の気合いコーデを参考に! |
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アマンダとアイリス、ビバリーヒルズとロンドン郊外。すべてを交換する2週間。運命の休暇が今、はじまる―。 世界中で愛され、観るものと魅了してきたラブ。ロマンスが教えてくれたこと―「恋することで人は変わるけれど、何かを変えることによって人は愛を受け止められるようになる。」ところが変化を恐れて新しいステップをなかなか踏み出せないとき、ドラマティックに背中を押してくれるのが、恋に破れ、使い古しの愛を捨てて旅に出ることだったとしたら・・・。男女4人が織り成す、洗練された大人のロマンスを描いた「ホリデイ」は、そんな恋物語の系譜に魅力的な1ページを書き添える作品。「もしあの時に失恋していなければ、新しい愛には出会えなかった」―そんな視点に立てば、きっとこれまでにないストーリーが見えてくる。今の自分をほんのひと時だけ忘れられる時間を与えてくれた運命の休暇。しかもそのバケーションのきっかけが<ホーム・エクスチェンジ>と呼ばれるものだったことが、想像もできない2つの出逢いを生み出していく。 旅に出たのはキュートでチャーミングなキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット。旅先で待っていたのはセクシーでエネルギッシュなジュード・ロウとジャック・ブラック。超豪華なキャスティングが今までにないシチュエーションで恋に落ち、鮮やかな2色のロマンティック・カラーで世界を虜にしていく。 <ホーム・エクスチェンジ>とは、条件の合う者同士が休暇中に家も車もそっくり交換すること。主にネット上でのコミュニケーションによって成立し、欧米では一般化していることもあって密かな注目を集めている。そして本作品は、2人の女性主人公が「今の私にとっては、見知らぬ土地へ行って環境を変えることが必要なの!」と思ったところからストーリーが始まる。 アマンダは、ハリウッドの映画予告製作会社の社長。アイリスはロンドン郊外に住む新聞記者。順調に見える2人の人生だが、実はクリスマス直前だというのにそれぞれ恋に別れを告げていた。そんな時に見つけた<ホーム・エクスチェンジ>の休暇。成功を絵に描いたようなプール付き豪邸と、まるでおとぎ話のような田園風景のコテージを2週間だけ交換したアマンダとアイリス。そこで2人に訪れたのは予想もしていなかった心のときめき。アイリスは映画音楽作曲家のマイルズと出逢い、アマンダはアイリスの兄、グラハムとハプニング。ところが、マイルスは振り回されるだけの恋に悩み、グラハムも何かを隠しているような影がある。やがて刺激的でアバンチュールな恋と、気がついたら手をつないでいたような恋が、雪の舞うロンドン郊外と、太陽の光が降り注ぐビバリーヒルズで同時進行していくのだった・・・。 監督は、『ハート・オブ・ウーマン』、『恋愛適齢期』のナンシー・メイヤーズ。女流監督らしく2組の恋愛関係に心地よいよど柔らかな視線を向けながら、恋する男女の繊細な心の動きを小さなしぐさひとつで絶妙に表現。また、演出だけでなく脚本も手がけ、流れるようなストーリーラインの中に思わず頷きたくなるような名セリフをちりばめている。それはまるでメイヤーズ流の恋愛指南。集大成ともいえる作品をつくりあげた彼女が、誰よりもこの物語を愛していることが伝わってくる。 『ホリデイ』公式サイトはこちら⇒ |
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