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ほかのハリウッド女優と一線を画すグラマラス体系を死守! 人気のふたりが全く違うタイプで、それほど競合しなかったのはラッキーなことだった。スレンダー体系のキーラに比べ、スカーレットの豊満さといったら、度肝を抜くほど。残念ながら、スカーレットの巨乳と、ぷりんとしたヒップは、キーラにはない。今年初めに発刊されたエンターテイメント系雑誌「Vanity Fair」のトム・フォード企画で、仲良くヌードカバーを飾っていたふたり。細くのびた美しいネックラインを強調するキーラのヌードポーズに対し、スカーレットは、背中からヒップまでの後姿を披露。カーヴィーで女性的なラインが印象的だった。 いまや若手グラマー女優No.1のスカーレットだが、よくみると、どのパーツも太くなんてないし、脚とか腕とかは、けっこうスレンダーなんだよね。顔も、ぽってり唇以外はスキリとした顔立ち。アゴのとがったシャープなフェイスラインが美しく、このギャップで、ますますボディがカーヴィーに見えるのかもしれない。 近頃の女優やモデルは、極端に細い!彼女達にしてみれば、「細くないとシゴトが来ないの!」とか「少し太っただけでも、人間扱いされないわけよ!」とかいう強迫観念があるらしいが、細すぎると観ている側が安心できないのでNG。その点、適度な肉付きで血の通った感を醸し出してくれるスカーレットを観ていると、オジさんじゃなくても安心できる。彼女の全盛期はこれからも続きそうだ。 観客を魅了するなら、まずは監督をメロメロにせよ!? スカーレット・ヨハンソンの最新作は、あのブライアン・デ・パルマ監督作品『ブラック・ダリア』。“アメリカ文学界の狂犬”といわれるジェイムズ・エルロイの最高傑作と言われていたノワール小説の金字塔「ブラック・ダリア」を映画化したもの。1947年に実際にLAで起きた事件がモチーフになっている。スカーレットの役どころは、裕福な暮らしを送る美しき女性だが、娼婦であった過去があり、その頃事件に巻き込まれたことが悲しいトラウマとなっている。美しさの影に何かを隠しているようなミステリアスさがチラリ・・・といったところ。 クラシカルな装いが似合うスカーレットだけに、時代背景的にも、ハマリ役といえる。その時代の貴婦人らしく正装し、アクセサリー感覚でかぶった帽子がとてもよく似合っている。今、こういった往年女優メイク、50年代風有閑マダムファッションをしたら、彼女の右に出るものはいないかもしれない。映画の最初から最後まで、彼女が最も得意とする王道女優メイク&ファッションをさらに引き立てる映像が広がっている。ある程度、年齢を重ねたマダムたちが着るようなゴージャス毛皮のコートも難なく着こなすなど、若々しさは皆無となっているが、この調子だと、30代のキャリア女優の座を奪う日が近いかもしれない。 デ・パルマ監督もメロメロになったかどうかはわからないが、スカーレット・ヨハンソンを指名する監督が多いのは事実。ウディ・アレン監督もスカーレットにお熱で、『マッチ・ポイント』(05)や『Scoop』(06)で、彼女を新しいミューズに迎えている。若干22歳のスカーレット・ヨハンソンは、年齢より確実に上に見える真っ赤な唇がトレードマーク。ブロンドヘアと、ボン・キュ・ボンのナイスボディとくれば、“オヤジキラー”の称号も、な〜るほど納得!というわけである。 ジョシュ・ハートネットとの熱〜い出会い。 「やっぱりオヤジ路線なのか!?」と、みんなをハラハラさせたスカーレットだったが、『ブラック・ダリア』で共演をしたジョシュ・ハートネットとの熱愛が発覚し、「なんだ、やぱり女のコだったんだね!」と、またもや、オジさんたちをホっとさせたスカーレットだった。 いまのところジョシュ・ハートネットとの交際は順調な様子で、あいかわらずラブラブな2ショット写真がパパラッチされている。『ブラック・ダリア』は、そんなふたりの記念すべき出会いの作品だけに、ふたりの実演さながら(?)のラブシーンが注目されている。 なんといっても男ウケが大事!?往年の女優を見習うべし! 決してダークな色は着ない。決して、パンツスーツは着ない。 スカーレットが徹底していること、それは、ダークな色を着たり、パンツスーツを選んだりはしないということ。「カッコイイ」を徹底して選ばない。例えば、ダークな色を使う場合は、スパンコールやコサージュなどを取り入れ、素材を徹底してフェミニンなものにする。パンツを着る際には、明るい色を選び、トップスをフェミニンなものにしておく・・・といった工夫が大切なのだ。ダークな色を選ばないこと、パンツスーツを着ないことは、小柄なスカーレットを美しく見せる基本原則でもある。安易に冒険しないスカーレットの徹底したプロ根性、自分のポジションをしっかり捉え、期待を裏切らない姿勢が、観る側の心を捉えて離さない。 真っ赤な唇にシアーな目元でグッドバランスをキープ! 彼女のヘアメイクは、往年の女優を思わせるフェミニンゴージャスな雰囲気。ぽってりしたグラマラスな唇には、マットなレッドリップスティックをON。ファンデーションはセミマットで、決して今風なシアー系には走らない。とはいえ、スカーレットが徹底しているのは、目元を明るく仕上げることである。目元にセレブっぽいシアー感を出すことで、50's、 60'sの女優達とは一線を画するメイクが出来上がるのだ。もし、真っ赤な唇に太いアイラインと、手の込んだつけまつ毛にしたら、スカーレットの人気ぶりはここまで来なかったに違いない。目元は明るく、色ではなく、質感で攻める。唇と頬は色で攻める。この潔さが、今っぽいわけだ。 |
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1940年代のロサンゼルス。ダウンタウンの空き地で、身体を腰で切断された女の惨殺死体がみつかった。黒い炎を思わせる漆黒の髪、青白い肌を照らす黒ずくめのドレス。ハリウッド・スターを夢見ながら大都会の暗闇に葬られたその女を、人々は、「ブラック・ダリア」と呼んだ。やがて捜査線上に浮かび上がる一編のポルノ・フィルムの存在。ダリアと瓜二つの大富豪の娘、そして、彼女の一族にまつわるドス黒い秘密。ロサンゼルスの闇の中で妖しくうごめく事件の謎は、捜査にあたる若きふたりの刑事の運命をも狂わせていく......。 戦後間もないロサンゼルスを震撼させた実際の迷宮入り殺人を題材に、ジェイムズ・エルロイが書き上げたノワール小説の傑作「ブラック・ダリア」。その待望の映画化が、最高のスタッフ、キャストによって実現した。 原作は、97年に映画化されてアカデミー賞2部門に輝いた『L.A.コンフィデンシャル』と並ぶ<ロス暗黒史4部作>の第1作。10歳のときに実母を殺害されたエルロイ自身の生い立ちが色濃く反映されたこの小説は、自らを「アメリカ文学界の狂犬」と名乗るエルロイのたぎるような情念がほとばしる、最高傑作として知られている。 腰で切断された全裸の女性。耳まで切り裂かれた口。抜かれた内臓。三角形にえぐり取られた太股の傷。何かの暗号のような不気味なサインをほどこされ、空き地に打ち捨てられた惨殺死体。センセーショナルな猟奇殺人事件をめぐって展開するドラマは、捜査を担当するふたりの刑事が、事件が放つ毒の匂いに取り憑かれ、愛と野望の渦に呑み込まれていく姿を、スリリングに、濃厚に描き出していく。 刑事のひとりは、出世街道を歩む元花形ヘビー級ボクサーのリー・ブランチャード。もうひとりは、36勝0敗の記録を持つ元ライトヘビー級ボクサーのバッキー・ブライチャート。慈善イベントのボクシング試合でグローブを交えたふたりは、ロス市警の特捜課でパートナーとなり、ミスター・ファイアとミスター・アイスの異名を取る名コンビとなる。リーの恋人ケイを間にはさみ、微妙なバランスの中で築かれていく男ふたりの友情。しかし、ブラック・ダリア事件の勃発と同時に、ふたりの人生には狂いが生じていく。殺された女に亡き妹の面影をダブらせ、不眠不休で犯人の捜査に没頭するリー。いっぽう、殺された女と瓜二つの大富豪の娘マデリンと出会ったバッキーは、ケイへの思いを断ち切ろうとするかのように、マデリンとの情事にのめりこんでいく。果たしてその行く手には何が待ち受けているのか!? バッキー・ブライチャートを演じるのは、ハリウッドの若手No.1スターとして、『ブラック・ホークダウン』、『パール・ハーバー』などの大作に主演しているジョシュ・ハートネット。リー・ブランチャードには、全米で1館あたりの興収記録を作った話題作『サンキュー・スモーキング』に主演し、脚光を浴びたアーロン・エッカート。静と動、氷と炎。バッキーとリーの対照的な個性を鮮やかに体現するふたりは、キャラクターたちが善と悪の危うい領域に迷い込んでいく様をつまびらかに見せ、深い内面的な演技で魅了する。そんなバッキー&リーと微妙な三角関係を織りなす運命の女、ケイに扮するのは、『ロスト・イン・トランスレーション』でブレイクしたスカーレット・ヨハンソン。ウディ・アレン監督の『マッチポイント』で3年連続ゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、演技力を高く評価されている彼女は、悲惨な過去を背負いながら前向きに生きようとするケイを知的な色気を漂わせて演じ、大女優の風格を感じさせる。そしてもうひとりのヒロイン、大富豪の娘マデリンに扮するのは、『ボーイズ・ドント・クライ』に続き、『ミリオンダラー・ベイビー』で2度目のアカデミー主演女優賞に輝いたヒラリー・スワンク。前作の女性ボクサーとはうって変わり、バッキーを翻弄する魔性の女に扮した彼女は、大胆な官能演技に挑戦。頽廃の魅力をほとばしらせ、新境地を切り開いている。 監督は、『殺しのドレス』から『ファム・ファタール』まで、センシャルなサスペンスの演出にかけては右に出る者のいない巨匠ブライアン・デ・パルマ。『アンタッチャブル』や『スカーフェイス』といった傑作ノワール・フィルムの作り手としても知られる彼は、今回、その持ち味を存分に発揮。1940年代のなまめかしい空気感を重厚な映像に封じこめ、犯罪の表と裏を自在に描写。ショッキングな猟奇殺人事件をきっかけに、自分自身の過去や秘密と向き合わざるをえなくなった人間たちの業の深さを浮き彫りにしながら、迷宮入り寸前の事件の謎が解明されていく過程を、息詰まる緊迫感の中に描き上げていく。ポルノ・フィルム。道化師の肖像画。マック・セネットの喜劇。バスルームに隠されていた数千ドルの現金。事件の周囲に、バラバラにちりばめられていたパズルのピース。それらがひとつになったとき、浮かび上がってくる絵は何か? ラストで明かされる驚愕の真実が、観る者を新たな衝撃へと誘う。 ●上映時間: 2時間1分 『ブラック・ダリア』公式サイトはこちら⇒ |
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