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いつもとは違う!歌うリース・ウィザースプーン登場! このままロマコメ路線で無難にいくのかと思ったけど、新作の『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』では、シリアス演技にチャレンジ!大きなイメージ変更はなし。でも、きっちりとコメディ以外の作品でキャリアを重ねていくあたり、やはり、ただものじゃない感じがするね。 『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』は、実在したカリスマミュージシャン、ジョニー・キャッシュと、その妻であるジューン・カーターとの10数年にわたる愛の奇跡を描いた作品。カントリー・シンガーであるジューン・カーターを演じるにあたって、リースの一番のトライアルといえば、まぎれもなく歌とハープ演奏だったに違いない。 「この役を引き受けたとき、この先何ヶ月も自動ハープ演奏の練習や歌の練習、プロのミュージシャンとの共同作業や毎日の録音作業が待っているなんて想像もしなかったわ」―オファーを受けたときには、自分で歌って演奏するなど、考えてもみなかったらしい。 音楽プロデューサーのT.バーネットによると、「リースは、最初、歌うことに積極的ではなかったんだ。でも、ある日、僕の家の裏庭で、僕のギターに合わせて『ワイルドウッド・フラワー』を歌出だしたとき、その瞬間がやってきた。彼女は、歌おうを努力せず、そして完璧だった。まるで、ジューン・カーターが乗り移ったようだった。実にリアルで、とてもビューティフルだったよ。」 リースという人は、けっこう見えないところで努力しているタイプのようで、天才型というよりは、秀才型。リサーチを重ねて、計画的にコツコツとやっていくのが得意のようだ。こういった女優は、息が長い。さらに、近頃はプロデュースも手がけるようになってきたので、今後は、実業家としても大活躍するのかもしれない。 今回、リースが演じているジューン・カーターも、エンターテイナーであり、母親であるという2面性をもっているが、リース自身も2児の親。ライアン・フィリップとの間にもうけた娘と息子がいる。トップスターになってしまったリースに比べ、いまひとつパッとしないライアンだが、彼の演技力はリースをはるかに超えてるという噂もあったりする程の演技派。ジョニー・デップと並んで、”最もセクシーなパパ”に名前を連ねることもしばしばだったりもする。 50年代ファッション花盛り! ワンピース・花柄・リボン・フレアースカート・細身カーディガン。さらに、華奢な足首とヒール姿もお約束ということで、冬であってもブーツなどを履いている姿は見たことがなかった。 この作品で衣装を担当したのは、マドンナ、コートニー・ラブ、レニー・クラヴィッツ、グウェン・ステファニーなどのスタイリングも手がけているアリアンヌ・フィリップス。見事な腕前で、リースの華奢でキュートな持ち味を活かしたスタイリングはさすがである。 最もハズせないのが、花柄プリント。リースは、この映画で、実に様々な花柄モチーフを着ている。スカートもワンピースも、膝丈でふんわりひろがるタイプ。フェミニン度をアップさせているのが、腰に巻いたベルトやリボン。締めるところはしめて、あとはふんわりと!がフェミニンルックのポイントなのだ。キュっと引き締まったウエストと足首!これさえあれば、いくつになっても女性らしいシルエットの服が着こなせるというものだ。 ウィークポイントをチャームポイントに変えてしまう女! 前回、「プライドと偏見」のキーラ・ナイトレイの顎が少し長いよ、なんて話をしたけど、リースと比べたら短いといってもいいぐらい。ハリウッド女優の中でも、ダントツで長い顎を持つリースは、この特徴的な顔を活かし、長い間、自分の活動領域を”コメディ”においていたことが正解だったように思う。あえて整形したり隠したりせず、チャームポイントにしてしまったことが素晴らしいのだ。 しかし、リースもそろそろ転換期。『ウォーク・ザ・ライン
君につづく道』の写真を観てもわかるように、歯を出してニッカリと笑った写真は、ほとんどない。公式写真では、口を閉じたまま笑みを浮かべてるシーンが多く、コメディ路線の以前なら数枚はあった歯を見せて笑うシーンは、NGになっているようだ。うっかりパパラッチに撮られてしまったものを除いては極端に少なくなっているところが面白かったりもする。口をあけて笑うと、長い顎がさらにさらに長くなってしまうので、シリアスなドラマには適さないということかも。 リース風”可愛い女”をめざして・・・
今回の作品でも、リースのヘアスタイルはコロコロ変わる。これまでは、ブロンド娘の役も多かったが、どの作品でも、ストレートにしたり、カールヘアーにしたり、編みこんでみたり、いろいろと工夫をしている。大袈裟なスタイル変更ではなく、ちょっと変える。毎日、ちょっと変化があるといった感じでいい。周りの人から、「あの人、なんだかおシャレよね・・」と思わせたら大成功! イオンドライヤーを使ってみたり、新しいトリートメントを試してみたり、カラーを変えてみたり、トップにボリュームを出してみたり・・・ほんの少し変えてみるということで、かなり”可愛い女指数”が上がっていくものなのだ!
リースは、アイメイク重視。顎の長い彼女にとって、他人の目線を上に向けることが最重要課題だからなのだ。しかし、このアイメイク重視主義が、さらにフェミンン度を高めるよい結果をもたらしている。アイメイクは、丁寧に、時間をかけて仕上げること。アイライナーは、リキッドアイライナー、ペンシルアイライナー、アイシャドーといった3テップを踏んでもいいくらい。 『ウォーク・ザ・ライン』では、50年代を意識して、つけまつ毛のオンパレード。太めのアイラインにグレーのアイシャドウ、さらに、かなりカール度の高いつけまつ毛で完成。リップカラーやチークカラーを控えめにすれば、それほど”がんばりました!”という感じにはならず、以外と自然に見えるから、お試しあれ!
”可愛い女度”を上げてくれるものは、なんといっても、リボン、フリル、フレアー、花原、レースなどのフェミニンデザイン。リースは、もともとキュートなデザインが大好きだけど、『ウォーク・ザ・ライン』では、特にふんわり広がるワンピースや花柄プリント、フリル素材などを飛びっきりキュートに着こなしている。ステージ衣装も最高に可愛いのでお見逃しなく! 「もう、そんなに可愛い年齢じゃないから・・・」なんていっている人がいたら、ストップ!リボンもフリルも花柄も、スタイリングと色選びを間違わなければ、どんな年齢の人にだって着こなせてしまうアイテムなのだ。 といっても、いきなり冒険はできないという人なら、普段着ているジャケットのインナーに、フリル素材のものを投入してみるとか、ベーシックなワンピースに、ベルベットリボンのベルトをしてみるとか、そういった工夫をしてみるといいだろう。 「花柄なんて、もう、何年も着ていない。」なんていう人なら、まずは、フラワーモチーフのネックレスやイヤリングから初めてみてはどうだろう?そんな少しの変化で、心がかなりウキウキしてくるはず。ロマンティックムードを取り入れることで、確実に”可愛い女度数”がアップしてくるのだ。 |
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1950年代、エルヴィス・プレスリーやカール・パーキンスと共に、ロカビリーの黄金時代を築き上げたジョニー・キャッシュ。トレードマークの黒いシャツに反逆児のイメージをみなぎらせ、夜の闇のように深く響く声で虐げられた者たちの心の叫びを歌いあげた彼は、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンの先駆的なアーティストとして、死後2年を経たいまもカリスマ的な人気を誇っている。 『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』は、そんな伝説のミュージシャン、ジョニー・キャッシュと、彼の2度目の妻となる運命の女性ジューン・カーターとの10数年におよぶドラマチックな愛の軌跡をみつめた物語。栄光の頂点でドラッグによる挫折を経験したあと、奇跡のカムバックを遂げるキャッシュと、世間に離婚を非難されながらシングル・マザーとして強く生きるジューン。音楽を通して強い魂の結びつきを得たふたりは、幾多の壁にぶつかり、すれ違いを繰り返しながら、10数年にわたって育んできたかけがえのない友情を、かけがえのない愛へと昇華させていく。そんなふたりが歩んできた道のりを、真実のドラマだけが放つ熱い感動に包み込んで描いた本作は、本年度アカデミー賞最有力候補の呼び声も高い“トゥルー”ラブ・ストーリーだ。 ジョニー・キャッシュを演じるのは、『グラディエーター』でオスカー候補にあがって以来、演技派スターとしてめざましい活躍を続けているホアキン・フェニックス。最愛の兄の死のトラウマ、父親との確執、心の通わない妻との生活、そして、少年時代から憧れていたジューン・カーターへの満たされない思い。さまざまな葛藤にさいなまれたあげく、ドラッグに逃避してしまうキャッシュのやるせない心情を、これほどナイーブに、これほど共感たっぷりに演じられるスターは、フェニックスをおいて他にいない。 さらに、ジューンの友情を糧に人生のどん底から脱したキャッシュが、アーティストとして再生の道のりを力強く歩んでいく場面では、ワイルドな魅力を爆発させ、画面いっぱいに骨太の存在感を輝かせる。そんなフェニックスと並び、アカデミー賞候補確実と噂されているのが、ジューン・カーターに扮するリーズ・ウィザースプーンだ。出世作となった『キューティ・ブロンド』のシリーズでは、キュートなコメディエンヌぶりを発揮していた彼女だが、今回は、華やかなショウビズの世界にいながら決して自分を見失うことのない、地に足の着いた南部女性の役どころを感性豊かに熱演。女として生きるか、母として生きるかで揺れ動くジューンの内面をきめ細かく演じつつ、キャッシュに救いの手をさしのべる場面では、すべてを包み込むような温かさを発揮して、ドラマの感動をリードしていく。
監督は、アンジェリーナ・ジョリーのオスカー受賞で話題を呼んだ『17歳のカルテ』や、全世界で大ヒットを記録した新感覚サスペンス『“アイデンティティー”』で、高い評価を得たジェームズ・マンゴールド。90年代の初めからこのプロジェクトを温め続け、生前のキャッシュ夫妻と親交を深めながら脚本を練り上げていったマンゴールドにとって、今回の映画化は、まさに夢の実現と呼べるもの。キャッシュの歌の中に、彼の生きざまと愛を丹念にみつめていく演出には、マンゴールド自身の思い入れが溢れ、観る者の胸を熱くさせる。 ●上映時間 2時間16分 『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』公式サイトはこちら⇒ |
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